利用の流れ
- 01
仮説を立てる
把握していること、推測していること、仮説を確かめるための質問を書き出します。最初の電話で達成する現実的な目標を設定しましょう。
- 02
電話の目的を伝える
氏名、会社名、具体的なテーマを伝えます。相手が担当者かどうかを確認し、質問に答える時間があるか尋ねましょう。
- 03
説明する前に相手を知る
自由回答形式の質問をし、相手の話を聞いて要点を言い換えます。見込み顧客の言葉を使いながら、1つの点を掘り下げましょう。
- 04
提案をニーズに結びつける
相手が話した内容に応えることだけを説明します。わからない場合は、確認すると伝えましょう。
- 05
次のステップを決める、または終了する
ニーズ、次のステップの目的、関係者を要約します。明確な断りもひとつの結果です。
スクリプトを書く前に何を準備すべきですか?
考えるべきことは1つだけです。この相手が今この話題について話すメリットは何でしょうか?公開情報があれば、仮説に信ぴょう性を持たせられます。ただし、想定している課題が実際にあると証明できるわけではありません。診断ではなく、検証するための仮説を書きましょう。
例:企業が営業担当者を採用している場合、オンボーディングについて質問する理由にはなりますが、チームのトレーニングが不十分だと断定する根拠にはなりません。「新しく入社した方が初めて電話をかける前に、どのような準備をしていますか?」と尋ねましょう。
何を得ようとしていないのかも決めておきましょう。最初の電話の目的は、適切な担当者を見つけること、またはニーズがあるか確認することです。同じ電話で予算を確認し、すべてのサービスを説明して契約まで結ぶのは、詰め込みすぎです。
新規開拓の電話はどう切り出せばよいですか?
冒頭では、自分の名前、会社名、電話の用件を伝えます。相手が何を売り込まれているのか推測しなくても、話を続けるか判断できるようにしましょう。すでにやり取りが始まっているかのように思わせる言い回しは避けてください。
相手が都合の悪いときは、希望があれば別の時間を提案しましょう。断りをかわすための駆け引きは必要ありません。
「こんにちは、[会社名]の[名前]です。新しい営業担当者の育成についてお電話しました。こちらは現在、取り組まれているテーマでしょうか?」
分岐パターンも用意すべきですか?
はい。冒頭の後は、相手の返答に応じて話の展開を変えましょう。関係がある場合は、社内の体制について質問します。担当外の場合は、適切な方を紹介してもらえるか尋ねます。関心がない場合は、相手が間違っていると証明しようとせず、話を終えましょう。
よくある反論ごとに、意図を確認する質問を書いておきましょう。「メールで送ってください」は、連絡手段の希望、要点のまとめの依頼、または電話を切るための言葉かもしれません。どのような情報を送ると役立つか尋ねましょう。反論への対応もご覧ください。
相手の言葉を記録する欄も設けましょう。社内の分類に当てはめるよりも、相手の言葉を使うほうが的確に言い換えられます。
課題を探る会話はどのようなものですか?
営業担当者:「新しく入社した方が初めて電話をかける前に、どのような準備をしていますか?」見込み顧客:「同僚の話を聞いてから、実際に電話を始めます。」営業担当者:「教えるのが最も難しいのはどんなことでしょうか?」見込み顧客:「すぐに価格を聞かれたときの答え方ですね。」
この段階では、製品一覧を見せる必要はありません。さらに掘り下げて、「価格を聞かれたとき、まず何を確認してほしいですか?」と尋ねましょう。これで、次回の打ち合わせをする場合の具体的な目的が見えてきます。
次の提案も控えめにできます。「お役に立てそうであれば、この状況についてお話しする時間を設けられます。この点について、新入社員をサポートしているのはどなたですか?」目的は無理に打ち合わせを設定することではなく、相手も同じ課題を認識しているか確かめることです。
スクリプトが機能しなくなる原因は何ですか?
どんな返答も同じ製品デモにつながる前提で書かれたスクリプトは少なくありません。「いいえ」と言えない箇所がないか確認し、明確で丁寧に会話を終えられる選択肢を加えましょう。
もうひとつの落とし穴は、顧客情報を埋めるために質問を増やしすぎることです。質問するたびに、その答えでどのような判断ができるのか考えてください。わからない場合は、最初の電話から外しましょう。
- 最上級の表現を、サービスの具体的な説明に置き換える。
- 期待する答えが質問に含まれてしまう聞き方を避ける。
- 検証されていない導入効果、コスト削減、期間を約束しない。
- 具体的な行動と目的を確認して終えるか、明確に会話を終了する。
スクリプトを練習し、改善するには?
同じ冒頭トークを、急いでいる相手、すでに他社製品を導入している相手、担当外の相手の3パターンで試しましょう。通話レポートで、相手の返答に沿った受け答えができなくなった箇所を見つけ、その部分だけを書き直します。通話シミュレーションは、そのために活用できます。
シンプルな評価シートでは、用件の明確さ、質問の適切さ、言い換え、次のステップを確認します。人柄や、推測した感情は評価しません。
実際のキャンペーンを始める前に、対象者、連絡手段、拒否への対応に適用されるルールを、法務担当者に確認してください。練習は、この確認の代わりにはなりません。



